外敵として突如現れた木村響子はその後、ICE×60王者・紫雷美央と合体。
ついに10月6日、アイス道場大会では藤本&志田組との頂上対決が実現した。
まずその前に成宮真希とヘイリーヘイトレッドが一騎打ち。成宮がカンパーナ
で持ち上げるなどの衝撃的シーンも見られ、成長ぶりを感じさせた。そのうえで
ラリアット2連発で決めるヘイリーの怪物ぶりは驚異的。ストップ・ザ・ヘイリー
を果たす選手は出てくるだろうか。
そしてメインでは藤本、志田が木村&美央と対決。
美央に顔面を踏みつけられても、鈍い音のナックルを
食らっても藤本はめげることなく向かっていき、
ドロップキックを突破口に逆転。外敵チームを
追い込む場面も。
そしてクライマックスはツカドーラで見事、美央から
3カウントを奪った場面! 9・23後楽園から
鬱憤の溜まり続けた藤本が、そして、
ファンが喜びを爆発させた。
藤本は前回、木村に言われっぱなしになっていた悔しさを爆発、
「木村響子! 『軽い気持ちでプロレスやってんじゃねえ? いっしょにすんな? 』
それはこっちのセリフだ。お前と一緒にされたくねえんだよ。アイスリボンのこと、もっと
勉強しましょう。あなたの先生になってあげます。だから、アイスリボンに継続参戦させ
てあげてもいいですけど。「プロレス、ハッピー、アイスリボン」って締めさせてやるよ」
と宣言した。
木村も「なんでそれを、この前私がマイクで言った時に言わねえんだ。売られた喧嘩
はその場で買えよ。おアイスリボン、さくらえみがいなくなって、前はさあ、新人が次から
次へと出てきてどんどん消えていくイメージだったけど今は消える一方じゃねえか。
継続参戦?? 面白いカードしか出ねえぞ。そして、ちゃんとオファーは早めにしろ。そ
して勝手にカードを発表すんな」
と継続参戦を了承。観客も木村コールを送り、「てめえらそれは嫌がらせというんだ
よ」と言いつつも、藤本の思惑通りに事は進んだ。
さらに10・28横浜を前に美央に対しても10・20道場マッチでの前哨戦を要求した。
そして志田は「今日はうるさい2人に勝ちました。でも、勝ったのは自分じゃないんで…。や
っぱり自分が勝たないと意味がないなってことを最近感じています。チームが勝ったと
ころで私は勝っていないので、今日、勝った、やったと喜ぶ気にはなれません」と
曇り顔。
それぞれがそれぞれの思惑で動き出したアイスリボン。
10・28横浜に向け、各選手の主張はこの先どう動いていくか??
おまけ)
美央がシリアスな発言中でも背後でピースサインのおちゃめなハム子たち。