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Channel: 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』
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【結果】アイスリボン1・14蕨

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『アイスリボン360』
◆1月14日(土)埼玉・イサミレッスル武闘館(18:00)
観衆84人
 
▽オープニング

 

 今日のMCは志田光。「今日は1月14日。114・・いいシ、ダー」など、さっそくテンションの高い前説を見せる。入場式のあいさつは帯広。「自分はハム子さんに因縁をつけられて困っていますが、今日、濡れ衣をはらすのです」。そんな帯広をハム子が凄い形相でにらみつけた。
 
▼10分1本勝負
 星ハム子(7分36秒/ラリアット→片エビ固め)帯広さやか

 
 同郷で、現在は寮の同部屋で暮らしながら、私生活で非常に仲が悪いという二人のシングル対決。ある意味、ファン以上にアイスリボンの選手たちが注目していたカードだ。
 
 序盤から、お互い明らかにいつもより力のこもった技を繰り出す。ハム子はカウンターの腹パンチという普段は使わないえぐい攻撃。激しい張り手合戦はハム子が打ち勝つが、帯広もカウンターの張り手攻撃で負けないところをみせる。DJニラを破った帯広の送りバント式ラリアットは、今日はプッシュバント気味に強く当たるが、逆にハム子が帯広の顔面へラリアットで反撃。帯広をカウント2で自ら引きずり起こしたハム子が、ダメ押しのラリアットを叩き込み、遺恨対決に勝利をおさめた。
 
 帯広「仲が悪いといわれていますが、自分はハム子さんのことが好きなのです。これからも帯広のめんどうをよろしくお願いします」
 ハム子「帯広に言いたいことはいろいろあるけど、ひとこと。もう私につきまとうな!」
 
▼10分1本勝負
 新田猫子(6分8秒/エビ固めを切り返す→エビ固め)松本都

 
 ゴングが鳴り、猫子が猫ポーズを見せると、都もポージングで対抗し、延々とポーズ合戦が続く。5分経過と同時に、都がトップロープからのフライング・ボディアタック、シャイニング・ウイザードでラッシュをかけるが、猫子はカウント2でキックアウト。猫子のカサドーニャを都が切り返して逆に押さえ込むと、お互いが切り返しエビ固めの応酬となるが、これを最後は猫子が制してカウント3を奪った。
 
▼15分1本勝負
 ヘイリー・ヘイトレッド&○長野ドラミ(6分25秒/ダイビング・セントーン→片エビ固め)●成宮真希&みなみ飛香

 
 序盤からヘイリーがパワー全開。成宮と飛香を次々とふっ飛ばし、客席をどよめかせる。成宮と飛香はヘイリーの右腕に狙いをしぼって突破口を見出そうとするが、ヘイリーにはまるで通じない。ヘイリーに引っ張られるように、ドラミも早い仕掛けを見せ、ドラドラアタックは高速で飛びこむ。ヘイリーのラリアットが凄い音で飛香に叩き込まれ、飛香は場外にダウン。ローンバトルになった成宮へドラミがトップロープからの重爆セントーン狙い。一度はよろめいて失敗するが、ヘイリーのアシストで飛び直した一発が直撃して、成宮は返せず。ドラミがタッグ王者からフォール勝ちをスコアした。
 
▼20分1本勝負
 藤本つかさ&○つくし(15分37秒/ハルカゼ)●志田光&くるみ

 
 藤本&つくしのドロップキッカーズに対して、志田&くるみは“年女”辰年タッグ。辰年にちなんで、入場のときは二人でドラゴンリングインを見せた。
 
 アイスリボンのトップグループ4人ならではのスピーディーな攻防の中で、一段目立つ動きを見せたのは、つくし。ひとまわり大きい志田の胸板に思い切り叩き込むエルボーや、自分の足を相手の首にからめるキャメルクラッチなどで観客をわかせた。さらに、弧を描いて投げ切ったタイガー・スープレックスや強烈なミサイルキックで志田を追い込んだつくし。最後は、藤本が志田にビーナスシュートを打ち込んだところを、つくしがすかさずハルカゼ。ドロップキッカーズの連係がズバリ決まり、二冠チャンピオンの志田が屈辱の負けを喫した。
 
▽エンディング
 
 座談会では、まず飛香が昨年3回開催されて中断となっているTeen’s興行の再開を今年の目標に掲げる。
 
 また、ドラミがヘイリーとのタッグで、志田&成宮のベルトに挑戦を表明。成宮は「ドラミとヘイリーのタッグは予想以上に手ごわかったけど、強い相手と防衛戦をしてこそチャンピオン。挑戦を受けたいと思います」と答えると、MCの志田も「もちろんやりましょう」と応じる。
 
 そのあと、つくしが「タッグのベルトは、去年たった3日しか巻けなかったけど、さくらさんとの思い出がつまったベルト。今日、志田さんに勝ったし、つっかさんとのドロップキッカーズでもう一度ベルトを巻きたい」とアピールすると、志田は「もちろんやりましょう」。
 
 これにドラミが「さっき、自分とヘイリーの挑戦を受けるって言ったじゃないですか。自分は成宮さんに勝ったんですよ」と抗議すると、つくしは「私は志田さんに勝ちました」。「成宮さんに勝った」「志田さんに勝った」と言い合うドラミとつくしに、志田が「うるせー。いいかげんにしろ。どっちかなんてケチなこと言わず、どっちの挑戦も受けてやるから、先にどっちが挑戦するかだけ決めろ」とキレる。
 
 「自分たちが先」「いや自分たちが先」「自分は成宮さんに勝った」「自分は志田さんに勝った」と話が戻ると、完全にMCの立場を忘れた志田が「ふざけんなー。むかつくっ。あとでじゃんけんでも何でもいいから決めておけ」とブチ切れ「はい、終わり終わり。最後をしめるの、誰?」と訊くと、手を挙げたのはドラミ。「さくらさんがいなくなってみんな頑張らないといけません。ドラミもがんばります。みんな頑張るので応援よろしくお願いします。プロレスでハッピー、アイスリボン!」と恒例の円陣でしめくくった。


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