14日14時よりJWPが水道橋にて記者会見を開き、8・18後楽園大会の全対戦カードを発表。若手7選手がそれぞれ意気込みを語った。
▼藤ヶ崎矢子デビュー戦・15分1本勝負
藤ヶ崎矢子vsラビット美兎
矢子「8月18日にデビューが決まりました藤ヶ崎矢子です。今まで練習でやってきたことを全力で出せるように、名前の通り矢のようなドロップキックで勝負していきたいと思います」
美兎「本来なら(勝)愛実が持つJWPジュニア&POPのベルトに挑戦するはずでした。でも、最終戦で須佐に負けてしまいタッグマッチになってしまいました。鋼とのタッグでJWPジュニアのアピールをもっともっとしていきたいと思います。タッグマッチだけでは自分の体力はぜんぜんあり余ってるので、矢子のデビュー戦の相手に名乗りを上げました。名乗りを上げた限りもちろん全力で闘い、矢子のすべてを受けきりプロの厳しさを教えてやりたいと思います」
━━藤ヶ崎について。
美兎「毎日一緒に練習してて…すごい覚えもいいし、自分よりキックもキレイなので、どんな選手になるのかはまだわからないんですけど、デビューして頑張っていったら普通に闘える相手かなって思います」
━━11日の板橋でのエキシビションマッチ(矢子vs鋼)について。
美兎「初めてにしてはすごく良かったなって。印象に残りましたね。元気もあって、さっきも言ったんですけどキックもすごいキレイで。負けず嫌いが出てたかなって」
━━後楽園でのデビューになるが。
矢子「後楽園という大舞台で試合ができるというのはすごく嬉しいですけど、緊張と不安はあるんですけど…とにかく全力で頑張りたいと思います」
▼ジュニアEndless War・20分1本勝負
世羅りさ&フェアリー日本橋vsラビット美兎&ライディーン鋼
鋼「デビューしてもうすぐ1年になります。自分はまだ(自力での)勝利を上げてません。そしてこないだの大阪でフェアリーに負けたので、フェアリーから借りを返したいと思います。後楽園で必ず初勝利を上げたいと思います。応援よろしくお願いします」
フェアリー「自分はこのリーグ戦を経てたくさん成長できたと思います。初勝利もできましたし。それで今回のタッグマッチでもたくさんいろんなことを勉強できたらなと思います。ライディーンさんが私から借りを返すとおっしゃってましたが、初勝利を譲るほど私もお人よしではないので頑張って勝っていきたいと思います」
世羅「今回のリーグ戦、2位で終わってしまったんですが、まだ実力が足りなかったと思いますのでこれからもっともっと実力をつけて、もう1度ベルトに挑戦できるように頑張っていきたいと思います。この前の板橋大会のラビットさんと須佐さんの試合を見てたんですが、なんかすごく悔しかったですね、あの試合見てて。もう自分は争えてないんだなと思うのがすごく悔しかったので、もっともっと実力つけていきたいなと思います。あと今回後楽園でもしかしたらライちゃん(鋼)とレボリューション21のタッグを組めるかなと期待して、後楽園で『恋愛レボリューション』を踊れるのかな? と思ってたんですが…まぁそれは叶わずフェアリーちゃんとタッグを組むことになりますので、フェアリーちゃん。2人で全力で勝ちにいきましょう!」
美兎「鋼とのタッグで自分たちのほうが強いっていうことを証明して、JWPをもっともっとアピールしたいと思います。自分と鋼が(リーグ戦で)負けてしまったフェアリー…自分もできればここで借りを返したいなって。後輩に負けてしまった悔しさをぶつけて倒したいと思います。あとは世羅がたぶん持ってくると思うんですけどマグロ…またそのマグロで2人をぶん殴っていきたいなと思います」
━━相手の2人から狙われる立場となったが対策は?
フェアリー「自分1人の力ではこの2人には敵わないと思います。今回はタッグマッチなので世羅さんとの協力でなんとか負けないように頑張りたいと思います」
━━2試合連続となってしまうが。
美兎「後楽園ホールという大舞台で2試合立て続けにできるってことは滅多にないと思うんですよね。なので、すごく嬉しく思ってます。もちろんデビュー戦の矢子を含めて、この4人の中でスタミナはぜんぜんあると思うんで。2試合とも勝って自分が1番目立ちたいと思います」
▼JWP認定ジュニア&POP選手権試合・30分1本勝負
(王者)勝愛実vs須佐えり(挑戦者)
須佐「自分はベルト自体がデビューしてから初めての挑戦する試合なんですけど、すごいドキドキして楽しみっちゃ楽しみなんですけど、正直自分が欲しいのはPOPのベルトです! スターダムには初代の風香さんと2代目の夏樹さんがいるので、やっぱりこのPOPを絶対に自分が持って帰ってスターダムでいろんな人に挑戦させたいっていう気持ちでいっぱいなので、自分はこの試合を絶対にベルト挑戦・初の勝利をあげたいと思います」
勝「須佐えりのベルトへの発言に対して私は個人的に納得いかない、許せない部分たくさんあって、とても腹立たしい気持ちでいっぱいなんですけども、何はともあれ今回必ず防衛するということが当たり前だと思っていますので、負けるわけにいきません。あと1つ、ハッキリ言わせてもらうと試合に賭けるベルトも時間ももったいないので、秒殺で(須佐を見ながら)手短に終わらせてあげるよ」
━━挑戦者決定リーグ戦についての印象は?
勝「まぁ予想通りっちゃ予想通りですけど、自分はこのリーグ戦が始まるときに誰が勝ち上がってきても堂々と待っているという感じでしたので、別に須佐が勝ち上がってきたからといって湧き出てくる感情とかもないですし。私は普通に防衛することが当たり前だと思ってるので、リーグ戦で何かを感じたとかそういうことはないです」
━━11日・板橋での須佐vsラビット戦について。
勝「後ろのほうで見てたんですけど、自分須佐には注目して見ていたんですけど、だいたいこういう攻めでくるのかと、私はもう自分の中でこうくるであろうと想像はしているので、対策といいますかそういうのはもう練っていますので、もう完璧ですね。自分の中では負けという答えはないので。JWPジュニアの底力の違いというのを見せつけてあげたいと思います」
━━今の発言について。
須佐「自分はやっぱ言われるのもすごいムカつくというのもあるんですけど、自分の試合を見て戦略を練ったって言ってますけど、自分もそれを覆すような攻めで。新たな自分を見つけるっていう感じで、もうどんどん…自分の今の気持ちもすべて、ベルトが欲しいというすべてのものをぶつけていきたいと思います!」
勝「ベルトが欲しいって言ってるけどさぁ、POPのベルトを巻きたい理由って夏樹さんが、風香さんが巻いてたから自分も巻きたいって軽い気持ちでしょ? そういう気持ちしか伝わってこないんですよね、自分には。だから今プロレス界にはたくさんベルトがあるけど、ベルトには歴史とかいろいろ詰まってる。それをなんか軽い気持ちでね、バカにされるような奴にはハッキリ言ってこのベルトも賭けたくないし、時間もかけたくない! だから“絶対に持って帰る”とかって言ってるけど、せいぜい頑張ってくださいよって話ですね。(須佐を見て)頑張って!(苦笑)」
須佐「……。」
━━JWPとスターダムの対抗戦になるが。
勝「まずプロレスのレベルがまったく違いすぎますね。話にならない」
須佐「自分もそう思いますけど、やっぱり今スターダムはノリにノってるので、自分の持ってるスターダム魂、スターダムの底力っていうのを見せたいと思います」
勝「ノリだけで獲れるようなベルトじゃないんで。JWPの歴史、見せてあげる」