Quantcast
Channel: 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5402

【結果】WAVE1・29名古屋

$
0
0

女子プロレス専門誌『RINGSTARS』-WAVE1・29名古屋 『プロレス大感謝祭~プロレスリングWAVE EXTRA 9 in NAGOYA』
◆1月29日(日)愛知・クラブダイアモンドホール(名古屋市=13:00)
観衆369人(超満員札止め)

 
▽入場式
 
 「仕込み中」の広田を除く17選手がリングに上がり、名古屋出身の水波が挨拶。「名古屋のみなさん、こんにちわ。本日はご来場ありがとうございます。今日は勇気と組んで、栗原選手、華名選手とタイトルマッチをします。勇気と自分が組んで、暑苦しい試合をして、試合に勝って、笑顔でこれがWAVEを決めたいと思うので、最後までご声援よろしくお願いします」。
 
▼Black WAVE30分1本勝負
 ○桜花由美&大畠美咲&チェリー(15分40秒/ネックハンギングボム→エビ固め)小松奈央&下野佐和子&●飯田美花
 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』-WAVE1・29名古屋  ジュニアトリオがブラック・ダリア(BD)に挑戦。BD勢が握手をすかすと背後からドロップキックで奇襲。桜花に3人がかりの攻撃を浴びせてポーズを決めた。すぐに大畠&チェリーの介入から桜花のダイビングクロスボディーアタックで3人まとめて倒されたが、飯田は桜花に河津落としから津軽固めを決める。容赦ない3人攻撃、反則攻撃で劣勢が続いた飯田だったが、ようやく下野とチェンジ。下野がショルダータックルの連発、両腕ラリアットで3人を蹴散らした。チェリーに串刺しジャンピングニーを見舞い「オー!」を決めるも、待っていたのはBD勢のムチ、バットを使った倍返し。桜花のビッグブーツ、チェリーのエルボー、大畠の「クソデブ!」と叫びながらの低空クロスボディーアタックを浴びた。それでも雷電ドロップ、バックフリップで反撃し、小松がエルボー連打で向かっていく。大畠のダイビングクロスボディーアタックをすかし、ダイビングボディープレスを浴びせたが、ムチを使ったチョーク攻撃で再び劣勢。桜花へのフェースクラッシャー連発でも流れを変えられず、桜花のビッグブーツからBD3人の連続攻撃を浴びてグロッギーとなる。何とか飛び付きDDTを決めて飯田とチェンジしたが、飯田はドロップキック3連発、ミサイルキックを桜花に決めるも、またもムチ攻撃、さらにバックドロップを浴びてしまった。終盤、下野のえびす落としから小松のダイビングボディープレス、飯田がムチ攻撃をかわしてヨーロピアンクラッチ、小松のフェースクラッシャー、下野のラリアットと畳みかけたが、チェリーのバット、桜花の顔面蹴り、ネックハンギングボムで飯田が力尽きた。
 
▼チャレンジWAVE30分1本勝負
 浜田文子(13分37秒/スピンキック→体固め)渋谷シュウ

 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』-WAVE1・29名古屋  「最近、渋谷シュウが徐々によくなってきたような気がする」とGAMIが組んだチャレンジマッチ。序盤から文子が「どうする? どうする?」と渋谷の出方を伺いながら試合を進める。文子がリストロック、腕固め、ワキ固めと腕を攻めると、渋谷は文子の足を取り返し、足への蹴りを見舞ったが、文子は「弱いんだよ」と簡単に体勢を入れ替え、両足で渋谷の左足を封じながら両手で右足首を極めた。ニールキック、側頭部へのミドルキックを浴びた渋谷は前のめりにダウン。文子が「終わり!」とミサイルキックを放ったが、渋谷は文子より先に立ち上がり、逆にミサイルキックを放つと、カウンターでノーザンライトスープレックスで投げた。カサドーラをジャーマンに切り返されそうになっても、ブルドッキングヘッドロックでたたきつけ、飛び付きDDT。コーナーに上ると張り手を食らったが、アイコノクラズムは許さず丸め込みで3カウントを迫った。しかし、トップロープを飛び越してのDDTはロープに足が引っかかり失敗。ライガーボム、スパイラルボム、ムーンサルトプレスと大技を連続で浴びた。すべてカウント2で返した渋谷は逆さ押さえ込み、変形ラ・マヒストラルで粘ったが、スピンキックを浴びてダウン。文子が髪の毛を掴んで「WAVEを引っ張るんだろ? これでいいのか?」と声をかけたが、渋谷はエルボーしか出せない。3発目のライガーボムもカウント2で返した渋谷だったが、スピンキックで沈んだ。
 
▼UEMATSU TOSHIE FINAL ROAD・T03~special technician~30分1本勝負
 植松寿絵&○輝優優(18分47秒/ジャパニーズ・レッグロールクラッチ・ホールド)●GAMI&中川ともか
 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』-WAVE1・29名古屋  植松が「職人対決をやってみたい」と希望した植松☆輝vsハタナカヨウコ。タッグ王者決定トーナメントで当たることができなかった組み合わせが実現した。植松☆輝が先にGAMIにドロップキックの挟み撃ちを決めれば、ハタナカヨウコは輝へダブル攻撃でやり返す。植松の顔面ウオッシュを浴びたGAMIは中川にタッチ。植松と中川が緊張感あるグラウンドの攻防を展開するも、GAMIは試合そっちのけでシューズの紐を締め直しはじめ「中川ガンバレ! 取り返せ!」と適当に声援を飛ばす。さらに中川がピンチに陥ると、GAMIはタッチロープを外して何かを企んだが、先に中川が自力で脱出したため未遂に終わった。植松のツノを掴んでヘアー投げ、さらにツノを絞めあげたGAMIはロープ渡りへ。輝にトップロープを蹴れられて転落し、輝の顔面ウオッシュを浴びた。それでも植松に雪崩式フランケンシュタイナーを決め、中川が側頭部にドロップキック。ハイジャックパイルドライバー、中川のフィッシャーマンズ・スープレックスで植松を追い込んだ。輝が流れを変えるも、三角蹴りはGAMIがメガホンで阻止。植松☆輝のハイアングル植松が決まるも、GAMIがメガホンを乱れ打ち。GAMIが植松☆輝を2人まとめて首固めで丸め込み、さらにハタナカヨウコで後ろから前から、ラリアットと水面蹴りの合体攻撃、GAMIの垂直落下式ブレーンバスターで輝を追い込む。輝も垂直落下式ブレーンバスターでやり返し、再びGAMIも垂直落下式ブレーンバスター。両者ダウン状態となる。先に立ち上がったGAMIがラリアット。さらにアディオスアミーガを決めたが植松がミサイルキックでカット。中川の延髄斬りがGAMIに誤爆。輝のエルボー連打を耐えたGAMIは逆さ押さえ込み、目突き、ドラゴンスープレックスと畳みかけ、輝のエルボーを植松に誤爆させたが、倒れた植松が両足をGAMIの首に絡みつけて倒し、すかさず輝がフォール。植松最後の名古屋大会は植松☆輝が勝利した。
 
 GAMI「まいど! あ、あけましておめでとうございます。名古屋のみなさん、今年もよろしくお願いします。負けた? あ、そう…。私、気付いたんですけど、名古屋で勝ったことない…(苦笑)。新年一発目、今年はいっぱい名古屋に来る女子プロの一発目で、超満員札止めも出してるのに。私、名古屋で勝ったことがないんですよ。次やな。4月15日に四日市、その後もう一回ダイアモンドホールに私がこっそりリベンジに来ます。あまり強い相手と組むのはやめるわ。次は勝ちます。(植松☆輝は)強いね。若干強いね。今日、タイトルマッチがあるから週プ○さんが取材に来てるんですよ。タイトルマッチがあると来てくれるから、たくさんタイトルマッチやろう。今日勝った方とタイトルマッチね」
 輝「やります」
 植松「自分の引退までにタッグタイトルを巻くって約束してくれたんで」
 GAMI「よそのタイトルでもいいんだけど」
 植松「いやいや(笑)。ここの所属なんで」
 
★植松☆輝のコメント
 
 植松「最後の名古屋大会というか、名古屋は思い入れがある土地なんでね。GAEA時代から何度も来てるし、最後に輝と組めて勝てた。自分がやりたかった相手で締め括れてよかったと思います。タイトルマッチどうしようかと思ったら、輝がやるって言ってくれたんで。必ず獲りたいと思います」
 輝「(相手は?)強ければ強いほどね」
 植松「(メインで)勝ったチームが強い。強いチームとやらないと植松☆輝もこれ以上強くならないと思うからね」
 
▼コミカルWAVE20分1本勝負
 植松さくら(9分50秒/フラフラ・ドーン→体固め)紫雷美央

 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』-WAVE1・29名古屋  愛知出身の広田がセミに登場。植松コスプレで登場するも、入場時の水噴射は霧にならずピュ~っと吐きだした。広田「なぜ植松コスプレなのか。お前、一番対戦したい相手は誰だ?」、美央「植松さんです」、広田「引退までにどうしても植松さんとやりたいってことを知ったんだよ。でも、植松選手の大切な数試合をお前にあてると思えない。そういう時間もないと思う。自分で気付いてるだろ?」、美央「薄々」、広田「だから、後輩思いの私がやってやったんじゃないか」、美央「ありがた迷惑だよ!」、広田「熱い思いをこの私に存分に…」、話してる途中の広田を美央が蹴りでボコボコに。広田は「熱いよ。愛を感じないよ。よかれと思ってやったことが裏目に出てるよ。私のテクニックを身をもって盗め」とリストロックから仕切り直し。ツノをつかまれた広田は「力が抜ける~」と崩れ落ちたが、蹴りをかわしてボラギノール狙い。これをかわした美央は「植松さんはやらねえっす」と蹴りでお仕置き。恥ずかし固めは美央が切り返し、広田の股が大きく開かれた。「輝、出てこい!」という広田の言葉でとりあえず輝がリングに上がる。しかし、ハイアングル植松で広田が落下する。紫閃光をかわしてボラギノールを決めた広田が、美央を蹴りを浴びてフラフラとなったが、そのまま美央に倒れかかってフォール。本物の植松と記念撮影におさまった。
 
 広田は「今の技、知ってるか? フラフラ・ドーンだ。お前はフラフラ・ドーンごときで負けるやつなんだよ。気付いたけどな、こんなに頑張っても、この後のイベントでみんな植松さんになるんだよ。いろんな植松さんと対戦できるんだよ。セミでこんな試合していいのか? がい旋興行なのに辱めを受けた」とマイク。最後は「これがWAVEだ!」で締めた。
 
▼WAVE認定タッグ選手権試合30分1本勝負
 ○華名&栗原あゆみ(19分19秒/側頭部へのローキック→体固め)●水波綾&勇気彩

※初代王者組が3度目の防衛に成功。

 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』-WAVE1・29名古屋  水波&勇気のラッシュ&パワーズがカナアユに挑戦。栗原にとっては田村欣子と持っていたNEOタッグ王座を奪われた因縁のチームであり、水波は地元名古屋での挑戦に気合いが漲っている。
 
 華名と水波が先発。水波の息づかいが聞こえる静かなグランドの攻防を展開する。水波がエルボーを放つと、カナアユがダブル攻撃を狙う。これをスピアーで返した水波が勇気との連係を決め、タックルで挟み撃ち。すぐに勇気が捕まり、カナアユのダブル攻撃に守勢を強いられる。栗原のぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字固め、卍固めに捕まり、同時に華名も水波に卍固め。王者組のペースで試合が続いた。勇気は風車式背骨折りで反撃に転じ、長滞空式ブレーンバスター、ビッグブーツ、チョークスラムを栗原に浴びせる。水波と交互にタックルを連発し、勇気のファイアーマンズキャリー、水波のダイビングギロチンドロップで栗原を攻め立てた。しかし、水波の裏投げは栗原が許さず、華名の顔面蹴り、栗原のジャーマンで水波が劣勢に。それでもパワースラムでピンチを脱した水波がギロチンドロップを栗原に見舞っていく。水波が裏投げを狙うと華名がカット。しかし、ハイキックが栗原に誤爆。栗原が水波に裏投げで投げられたが、プランチャ、ミサイルキック、裏投げでやり返し、華名もミサイルキックを放った。ラッシュ&パワーズがタックルで同士討ちとなるも、直後にダブルのタックルを華名に放つ。華名が水波が腕固め。カットに入った勇気がブレーンバスターで投げ捨て、水波がダイビングギロチンドロップ。2発目は華名がすかして栗原が顔面ドロップキック、華名が投げっぱなしジャーマン、スライディングキック、裏拳で水波を追い込んだ。勇気が栗原にジャーマン、華名にチョークスラムを見舞い、水波も華名に裏投げ3連発、ダイビングギロチンドロップで追い込む。しかし、栗原のデュランダル、華名のジャーマン、側頭部へのローキックで流れが変わる。後ろ回し蹴りを食らいながらも倒れずジャーマンを決めた水波だったが、再び後ろ回し蹴りを食らいダウン。側頭部へのローキックを食らうと、肩を上げることができず3カウントを聞いた。
 
 試合後、植松☆輝がリングへ。言葉はなく右手を差し出すと、カナアユは握り返した。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5402

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>