26日午後2時より水道橋・ふらっとんTIMESにてJWPが記者会見を開き、10・14新宿大会の一部対戦カードとして中島安里紗vs花月を発表。中島安里紗、中森華子と無差別級王者・華名が舌戦を繰り広げた。
中島「新宿FACEというJWPにとっては後楽園ホールの次に大きい会場で、花月とのシングルが組まれたということをすごくありがたく思っています。花月とはタッグでは当たったことがあるんですけどシングルは今回初になりますので、すごく楽しみです。自分が再デビューしてからすぐに花月とタッグで当たったんですけれども、そのときにちょっとまだ感覚が戻らなかった自分っていうのがあったんですけど、一気に気持ちの爆発というか、そういうものを感じたので、その瞬間からもう花月っていうのは私にとって特別な相手になりましたし、8月で(後楽園)ホールで華名に負けて…(華名が現われてゆっくり着席)、恥ずかしながら落ちていた部分はあったんですけれども、ただ先日のOZ(横浜文体)でまた花月と対戦して、やはり感じるものがあったし気持ちが上がってくるのをすごく感じたし。今回シングルが組まれたことを本当に、純粋に闘いを楽しみたいと思います。隣りに余計なヤツがいますが、ホントに余計な気持ちは抜きにして純粋に花月とプロレスをしたいと思います」
華名「あの~今の落ちこぼれ具合やったら勝つことはできひんやろなと思うよ、花月にね。ま~勝たれへんわな。いや無理無理、絶対無理や。今の状況やったらちょっと無理ちゃうかなと思うねん。そろそろ覚悟決めてやらなあかんと思うで。そやないと…お客さんに失礼やろ? 今日ホンマ私誕生日やねんけど、誕生日パーティーやってファンの人が言うとったよ。“今の中島はちょっと元気ない”って。花月戦、賭けなあかんのちゃう? ちょっと見させてもらいますわ」
━━花月が掲げる世代闘争について。
中島「花月もそういう無鉄砲なところはすごくいいと思うし、おもしろいと思います。ただ、私はそれに賛同することはないと思います」
━━今の華名の発言について。
中島「8月のホールで負けたということに関してもそうですし、やはり私が知らないことを知っているというのは確かにあると思いますが、やっぱりそれでも私は私を貫き通すと決めたので。流されることなくやっていきたいと思ってます」
━━気持ちの部分ではだいぶ取り戻した?
中島「そうですね。何を以って取り戻したというのかちょっと自分の中でもまだアレなんですけど、8月のホール終わったときにはホントに落ち込んでいるというよりも“無”というか。今はそうじゃない、すべてを奪われたわけではないということを感じることが今できているので…」
華名「そりゃ、勘違いちゃう?」
中島「この先もどんどん上を見ていきたいと思います」
━━花月とはどういった闘いを?
中島「さっきも言った通り余計なことは考えずに思い切りぶつかっていきたいと思いますし、隣にいる方と違って種も仕掛けもない純粋なプロレスができると思いますので、すごく楽しみです」
(中島が退席。華名が残った状態で中森が着席する)
華名「よっ! あばれうしどり!」
中森「なんだよ、それ?」
華名「あばれうしどり…知らないんですか?」
中森「なんで今までモルモットとかウサギとか可愛いヤツばっかりだったのに、私だけそんな。どうせアレだろ? FFだろ?」
華名「ドラクエやけど!!」
中森「知らねぇよ! ゲームオタク! よくわかりませんけど、私のことはいくらボロクソ言ってもかまわないですけど、JWPと無差別のベルト。これ以上、汚すような行為は私はホントに許せません。華名が今までJWPにしてきたこと、悔しい思い、腹立たしい思い、みんな持ってると思うんですけど、私が華名に勝つことによってそれがすべてなくなると思っています。JWPを守るだとか言葉ではいくらでも言えると思うんですけども、JWPのタッグチャンピオンとして、選手として、勝って結果で示してやりたいと思います」
華名「JWPの選手がよく最近ベルトベルトって言うんですけどすごく私、違和感があって…。ベルトを獲るっていうのがどういうことなのか? っていうのがちゃんと考えてるのかなっていうところで。ベルトを獲るだけが価値があると思ってるんちゃうかな? っていう。このあばれうしどりが、たとえばこのベルトを獲ったとします。そうすることによって、どれだけのお客さんが喜ぶんやと。これを獲ったあと、どんだけお客さんを喜ばせて、お客さんを増やすことができんねんっていう話ですよ。私のことを批判する選手はたくさんいますよ。せやけど、たいがい私のことを批判する選手っていうのはトップクラスじゃない。そして人気のない選手…そういう人が多いんですよ。たいがいそうですね。そういう人は自分の価値、プライドっていうのは持ってるんですけど、周りのお客さんから見てその選手の価値…えらい差があるんですよ。この差はね、その選手からしたらすさまじい嫉妬なんですよ。わかりますか? 活躍すること、成功することがわかってる人っていうのは私の言ってる意味がわかるんです。私の言ってる意味がわからへん人っていうのは、私のやることを“邪道”って言いますよ。現実社会もそうなんですけど、余裕がない人ほどうまくいってる人に対して嫉妬するんです。わかります?」
中森「うるせぇよ。なに長々しゃべってんだよ。どうでもいいこと」
華名「私がちゃんと説明してんのに…ホンマにモルモットと一緒やね。とりあえず、ベルトを獲るということがどういうことか? タッグのベルト持ってて片割れがケガしてて…そんなの関係ないからね。団体のネタにならなあかんよ。ベルト持つっていうことは。でも自分、なってへんやん! 私だけやで、これ(ベルト)持ってJWPの宣伝してんの。せやからそれを全部理解して踏まえて、新宿FACE挑んできなさい。胸貸してあげるからっていう話ですよ」
(一瞬つかみ合いになるが乱闘には至らず。華名が退席)
━━新宿大会までに前哨戦は?
中森「パッと思いつく選手が見当たらないので、華名も男子選手と交流があるみたいだし、私も我闘雲舞さんで男子選手と試合してるので、ミックスでやりたいなと思ってます。前日の板橋大会でやりたいです」
━━華名に対して嫉妬心は感じる?
中森「嫉妬っていう気持ちはまったくないですね。華名はどうでもいいことをわざわざ難しく語ってるだけで、なに言ってるかさっぱり理解できないし。なに言ってるんだろうな? と思ってます」