Quantcast
Channel: 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5402

【結果】レイナ7・31新宿

$
0
0

『新宿FACE大会』
◆7月31日(木)東京・新宿FACE(19:00)
観衆222人


▼20分1本勝負
 Leon(9分50秒/マッド・スプラッシュ→片エビ固め)小林香萌


 小林の入場時には「小波ー!」の声が飛び、WAVEでの小波女を祝う声が聞こえてくる。まずは小林がドロップキックの連打から、ブレンバスターを狙うも逆転される。しかし続けざまにLeonがスピアーを狙った際、ドロップキックで迎撃。小林はボディスラムを狙うもLeonがこらえ未遂に。Leonは風車式のバックブーカーでやり返すと、そのまま逆エビ固めへ。さらに今度はドロップキックを背中ごしに決め、ミサイルキックの集中攻撃。それでも小林はひるまず、スモールパッケージから回転エビで怒涛の粘りを見せる。Leonがピンチの場面も見られたが、スピアーで突破口を開くとマッド・スプラッシュ。最後は3カウントを聞いた小林だが、成長が光った好勝負だった。




▼20分1本勝負
 ○新田猫子&ライディーン鋼(9分51秒/キャット空中ニャン回転→体固め)藤本つかさ&●アレックス・リー


 7・17新木場&7・21横浜と連続参戦で、REINAでの存在感を大いにアピールした猫子。紙テープを片付けるリーを目がけて飛び込んでいく。先発は藤本と猫子。7・21横浜の因縁をそのまま引きずるかのような攻防を見せる。藤本は猫子の尻尾をつかんで全体重を乗せると場内からは大ブーイング。引き続き、リーはしっぽを引っ張り込む。その後、リーと鋼の攻防となり、両者がナックル合戦。リーはサッカーボールキックへ。続いて藤本もサッカーボールキックと競演を見せる。藤本のトップロープからの攻撃を猫子がデットリードライブで阻止すると、鋼がタックルへ。これに対し、藤本がドロップキックでやりかえし、ブレンバスターで投げようとするも、鋼はパワーリフトへ持ち上げる。続いて藤本と猫子の攻防へ。藤本がパワースラムからミサイルキック。しかし代わったリーに猫子はかきむしりを見せると、カサドーラ。続けてトップロープにのぼろうとする猫子をと藤本が尻尾を引っ張って落とす。しかし藤本とリーがダブルを狙うと、猫子がブーメランアタック。そしてバックハッカーで藤本を倒したスキに鋼がボディプレス。そして猫子がキャット空中ニャン回転を決めて勝利をモノにした。





▼20分1本勝負
 高橋匡哉&○木藤裕次(14分40秒/横十字固め→エビ固め)●松田慶三&田村和宏


 因縁の木藤と松田の絡みからスタート。まずはフライングエルボーで木藤が松田を追い詰めると、今度は高橋と田村が激しいチョップ合戦。さらに松田と木藤の絡みに戻ると、松田は急所打ち。今度はチョップ合戦。さらに松田がX固めに。松田と田村の同士討ちを誘った木藤が高橋にタッチすると、一人で二人を相手に奮闘。高橋はセカンドロープからのサマーソルトへ。さらに高橋がトップロープにのぼるが松田もデッドリードライブで阻止。続く田村がスライディングキックを決めるが高橋もドロップキックでやり返す。そして再び木藤と松田へ。松田がブレーンバスターを狙うが堪えた木藤がブレーンバスターへ。そして今度は高橋のサイドバスターに木藤がエルボーを落とすダブル攻撃。しかし松田もダブルのラリアットで二人を蹴散らす。さらに田村の低空キックから松田のラリアットへ。しかし松田の攻撃をかいくぐった木藤が一瞬の隙を突いて、横十字固めを決めると3カウント。ついに松田からのフォールを奪った。松田は「これで勝ったと思うなよ。次組め、次のカード」と要求するも、木藤は「次は8月10日だ、しかし俺たちは出れないぞ。その日は(別の)試合だ」と自分で言いながらも出れないと拒否。松田は「まだまだおわらないぞ、アディオス」と叫んで退場。この抗争、まだまだ決着はつかない!


▼30分1本勝負
 ダンプ松本(0分15秒/投げっぱなしジャーマン→体固め)マスカラ・レイナ
▼再試合
 ダンプ松本(0分42秒/フライング・ボディープレス→体固め)マスカラ・レイナ

 メキシコのマスクウーマンXと発表されていたマスクマンは「マスカラレイナ」とコールされた。ダンプはソフト今井とともに入場。まずはゴング開始と同時にダンプはいきなり投げっぱなしジャーマンを放つと3カウントが入る。なんと15秒での決着だ。ダンプは「おい、いいのか、これ。誰だ、オマエ…亜利弥’!」と、正体を明かすダンプ。「ふざけんなよ、もう一回鳴らせ」とダンプは要請し試合再開。レイナはスクールボーイからバックに回るも全体重を乗せられる。今度はラリアットからボディプレスでやはり3つが入ってしまった。
 ダンプは再び怒り口調。「ふざけんな、バカにするのもいい加減にしろ、戦いたいんならな、覆面くらい取ってこい。マスクがあってねえだろ、鼻の位置があってねえだろ、目の位置があってねえだろ」とクレームを入れる。すると、背後から「オマエと戦いたいやつはここにいるだろ」との声が。「おまえは誰だ?」というダンプの問いに「アイスリボンの藤本つかさだ」と前回に続き、まずは自己紹介。藤本は「アイスリボンにセミ・メインはできないと言ったこと覚えているか?」と問う藤本に、「覚えてねえよ、(リングの)前に出てきて言え」と返すダンプ。藤本は「だったら8・31アイスリボンの後楽園ホールでシングルしろ」と要求すると、「シングル? 10年早いこと言ってんな。つーかよ、金あるのかアイスに? 社長といまから金集めてこい。金集めたら出てやるよ」と条件つきで参戦を了承したダンプに「アイスリボンなめてんじゃねえ」と藤本も応戦。すると、ダンプはついに竹刀攻撃。場外でいたぶられた藤本だが「絶対シングルしてやる。アイスリボンを見せつけます」と闘争心は失わなかった。





▽真琴がデビュー8周年


 休憩時間明けにデビュー8周年を迎えた真琴がリング上に招かれ、お祝いのケーキが贈呈された。




▼トークバトル・5分1本勝負
 阿部幸江(レフェリーストップ)亜利弥’


 96年4月、六本木ベルファールにてデビューを果たした両者。8・17JWP後楽園で阿部が引退するためこの日は最後の同期対決が予定されていたが、阿部の体調不良によりトークバトルに変更された。試合同様、テーマ曲でそれぞれが入場し、レフェリーを配置。試合開始のゴングが鳴らされる。まず亜利弥’は「阿部と自分は同期ということを知らない人も多いと思いますけど、お互いにデビュー戦を戦った間柄です」と両者の関係を説明。さらに新人時代を振り返り、「当時は今と違って女子プロレス界はすごく厳しくて自分は和歌山出身なんで関西弁を話してたら怒られたんですよ。それで同期全体の連帯責任になって」とエピソードを披露すると、阿部も「そう、みんなで先輩が出てくるのを待って。でも出てこないからずっと待ってて」と呼応。そして亜利弥’は「阿部幸江といえば、脱走が欠かせなかった。朝起きたらいない、練習のときもいない、みたいな。それで阿部ちゃんがAtoZに所属してたときのことでお礼を言ってないことがあって」というと、急に目がうるむ。「何で泣くのー」という阿部に「ZtoZが解散したとき、『一緒にユニットでやろう」と誘ってもらって、すごく感動したの。自分は先にフリーになっていたのに、阿部をフリーとして引っ張って行きたかったのにできなくてごめんね」と謝罪した。今は婚活をしているという二人。阿部の「私はジャニーズ系を探してる、誰かいないか、ジャニーズ系」と客席を見渡したところでゴング。延長コールも起きたが、玉川レフェリーの「僕も婚活中です」という言葉に「それ聞いたら気持ち悪くて」と延長を拒み、勝者・阿部幸江がコールされる。最後は両者で手を上げ、同期の絆を感じさせた。その後、ダンプをきっかけに猫子やリー、小林、松田、木藤、高柱が花束を贈呈した。




▼30分1本勝負
 中島安里紗&○成宮真希(15分35秒/ユルネバ→エビ固め)朱里&●つくし


 先発は朱里と中島。館内から「オー!」というどよめきが起きる。まずはグラウンドの展開から互いのスキルを確認するかのような腕の取り合い、バックを取りあって、見合ってからタッチへ。続いてつくしと成宮ではともにヘアーホイップ合戦。そして、つくしはおてんばダッシュを決めると、朱里にもやるように要求。朱里も見よう見まねでやりこなす。今度は朱里と成宮へ。朱里がコーナーに追い詰めると、ストンピングを見舞う。つくしもこれに見習い足を突き出す。今度は中島とつくしへ。つくしがカサドーラを狙うが、中島はこれに耐えて投げっぱなしジャーマンへ、ミサイルキックへとつないでいく。さらにはロコモーション式のダブルアームを慣行。朱里がカットに行くと、中島とナックル合戦となる。ここで正式に朱里へタッチ。朱里はミドルキックを連打。中島も低空キックで反撃し、さらにバックドロップへ。ここで成宮と朱里へ。成宮はカンパーナ。朱里もコードブレーカーから低空キックでやり返す。成宮もキックで返すと再び朱里対中島との戦いへ。朱里はハーフハッチ。中島も投げっぱなしジャーマンを決めるがボマイエでやり返す。中島は連続式のジャーマンを決めるが、朱里は飛び込みざまのジャンピングニー。今度はつくしと成宮になり、つくしがミサイルキックからフットスタンプ。しかし成宮もスピアー。ここでつくしがフロントネックロックへ。しかし成宮はそのままの体勢から持ち上げてブレーンバスター。ここからユルネバで3カウントを奪った。8・10には華名との再会も控え、朱里の周辺が騒がしくなってきた。





▼REINA世界タッグ選手権・60分1本勝負
 ○堀田祐美子&ラ・コマンダンテ(17分45秒/合体チョークスラム→体固め)Ray&●真琴
※第14代王者組が初防衛に成功。


 堀田&コマンダンテとともに登場したレフェリーのソフト今井が早くも不穏な動き。ボディーチェックの際、Ray、真琴には入念なチェック。堀田、コマンダンテには握手で済ませる。まずはコマンダンテのタックルで真琴が弾き飛ばされて試合開始。タックルを連打された真琴だが、コルバタで反撃。そしてドロップキックを狙うもチョークスラムで叩きつけられる。その後、ボディープレスをかわすが、堀田が背中へのキックでカット。場外に送り込むと堀田はチェーンで真琴を絞首刑に。再びリング内。真琴が反撃のパンチ、しかし堀田のキック一発で跳ね返される。今度はリーもリングに入り、堀田&リーでクローズライン。真琴が隙を突いて首固めに取るもレフェリーはカウントを取らず。ここで真琴がタッチするとRayがリングイン。Rayは堀田にローキックを連打。続けて真琴とダブルのドロップキックへ。Rayと真琴が二人がかりでチョップを連打すると、ついに堀田がくずれ落ちる。Rayがフォールに行くと、今井レフェリーは超低速カウントで2までしか入らず。Rayはコルバタから側転エルボーへ。しかしブレーンバスターはコマンダンテが切り返す。コマンダンテのチョークスラムをRayはカサドーラで返すが、レフェリーは余所見をしてカウントを取らず。

   今度は堀田&コマンダンテがスタイルズクラッシュを決め、そこからエビ固めに。ここでは今井レフェリーも高速カウントを取るがこれは真琴が2で返す。再び場外へ。Rayも真琴も防戦一方。再びリングへ戻り、堀田&コマンダンテが真琴をチェーンで絞首刑にした後、今井レフェリーがーが蹴ってダウンさせる。しかし真琴が堀田の突進をかわすと今井レフェリーと同士討ちに。ここで真琴がスクールボーイに行くも、その間レフェリー不在でカウントは入らず。ここでサブレフェリーの玉川レフェリー登場も、堀田が盾にして無気力キックの餌食に。続いてRayのミサイルキックもレフェリーに誤爆してついにレフェリーは誰もいない状態に。最後はコマンダンテのボディプレスからダブルチョークスラム。ついに真琴が力尽き、蘇生した今井レフェリーが3カウントを入れた。
 堀田は真琴に「オマエ、京都のあぶらとり紙の人形に似てるな」と切り出し、「チャンスやったのに、あと誰かいないの、Rayが出て、真琴出て、あと誰かいないの?」と問いかけると、REINATシャツを着てセコンドについていた亜利弥’を挑発。すると亜利弥’は「私がやってやるよ」と応戦。堀田は「そうだよな。おまえレイナの看板じゃないのに、看板しょってるから。やってやるよ」とアピール。次回のタッグ王座への挑戦は亜利弥’が決定。果たして誰がそのパートナーになるのか?




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5402

Trending Articles