▼PURE-SLAMスペシャル・30分1本勝負
中島安里紗&里村明衣子&華名vs春山香代子&Leon&中森華子
中島「今回この6人タッグを組ませて頂いたのは、やっぱりJWPの選手が…阿部さんだったり(勝)愛実だったり引退して減っていく中で、どうしても他団体枠っていうのが増えてくると思うんですけど、その中でもあえてJWPの選手と対戦したかったっていう気持ちから組ませて頂きました。味方に華名と里村選手を選ばせて頂いたというのにもすごく理由がありまして、『カナプロ』に参戦したとき2人の対戦を見て、本当に衝撃を受けました。華名が主催の興行の中で“私が主役だ”っていう闘いぶりを見せてくださった里村選手にもすごく感動しましたし、ボロボロにやられながらも主役になっていた華名。この闘いはすごく今までになかったものを感じましたし、その2人の間に入ってJWPの主役である私がどこまで出来るのか?っていう、自分への挑戦だとも思っています。なのでタイトルマッチにも劣らないぐらいのプレッシャーを感じることが出来てますし、後楽園ホールに向けてすごく楽しみになってます。対するJWP軍なんですけども、正直ここに来るのはJWPの選手であれば誰でも良かったと思ってます。今のところ、正直言って3人とも何を言おうが何をしようが、主役にはなれない選手だと思ってますので。そういうのがこの試合の中でどういうふうに出ていくのかっていうのもすごく楽しみですし、ぜひ注目して頂ければいいかなと思います」
中森「私は先日デビュー8周年を迎えまして、3年半という時間をJWPで過ごしてきて、無差別のベルトというのは常に意識していたし、ひとときも頭から離れることはなかったです。今回、春山さんとLeonさんと組みますが一歩も退く気はないですし、お互い協力し合って闘うというよりは刺激し合って、JWPの底力というものを外敵2人、そして中島にも示したいと思います。私はこの試合で無差別のベルトを巻くための足がかりにしていきたいと思います」
Leon「まず後楽園という大舞台で、この刺激の強い3人と闘うことをすごくワクワクしてます。自分も先日シングルで美兎に負け、タッグで中島に負け…メチャクチャ悔しくて、今までのプロレス人生の中でもすごい危機的な状況にあると自分自身思ってます。それから自分を見つめ直していろいろ考えたんですけど、やっぱりこのままで終わりたくないし、自分にだってプライドがあるんで。中島に負けたこと、そしてこんなムカつくこと言われて、それを後楽園でJWPで“JWPにLeonあり”というところを見せつけて、中島から勝って次の無差別の挑戦者、自分が名乗りをあげたいと思ってます。そして再び、無差別チャンピオンに返り咲きたいと思ってます」
春山「さっき中島が言ったように“こいつやっぱいいこと言うな”っていうか、私も無差別を巻いてるときもあったけど、今どっちかと言ったらちょっと下がってる自分がいるんで、35歳になったんですけどこれを機に主役になりたいと思いますし、自分でも感じてるかもしれないけど(中島に向かって)頑張ってそこ2人(華名と里村)に負けないように前に出てきたらいいんじゃないですか? 間違いなく、あなたが言った言葉、後悔させます」
華名「え~改めましてご紹介させてもらいます。メルモちゃん(里村)とモルモちゃん(中島)、これ私のペットなんですよ。これからお世話になりますのでよろしくお願いします。このモルモちゃんに関してはですね、ご挨拶はできるんですけれども、私がおらんときにどんな粗相をしてるかわかりませんので、気がついたらブン殴ってもらっても構いませんのでよろしくお願いします。後楽園は飼い主としてどんだけこの子が成長できたかな?というところをチェックさせてもらいます。(中島に向かって)いろいろサポートしてあげるから。ね?(中島が嫌がると)ええからええから、可愛がったげるから」
里村「そうですね、このイカレ女(華名)とは組むことは一生ないなと思ってたんですけど、中島選手の王者としての熱い希望で今回組ませて頂くんですけども。特にこっちのほうは支配力がとても強いんで、組むほうをいま標的にしてますけど、当日相手はこの3人なんで。こっち(相手)のほうをペットということで…」
華名「いやいや、私のペットですから!」
里村「…こういう感じで(笑)。もう笑いしか出てこないんですけどね。私は華名と中島のほうには仲良くしてもらって、相手3人・大ブタのほうをペットにしてもらいたいなと思います」
━━中島に対する印象は?
里村「直接まだシングルマッチをしたことがないので、とりあえず対角に立ってみないとわからないというものですね」
━━カナプロを見た際の「今までになかった感情」とは?
中島「なんですかね? 感じるものなのでそれを言葉にするっていうのはすごく難しいんですけれども…やっぱり正直言って、あの日のファイトっていうのは華名は一切カッコ良くなかったですし、私も1年間かけて華名と闘ってきた者として、見ていてすごく…気分が悪いというか、“しっかりしろよ”って思ったんですけど、ただその中でも主役になっていくってどういうことなんだろう? っていう。すごく感じるものがあったり、考えさせられることがあったりとかですね」
━━この試合で相手3人の中から次の無差別級の挑戦者を査定する?
中島「…っていう気持ちは一切ないです。確かにJWPの中の主役っていうのはもちろん私ですし、この3人が簡単に奪えるものではないと思ってますが。ただ“査定してやろう”っていうような立場にはないと自分自身思ってますし、言い方は悪かったかもしれないですけど、もちろん尊敬する部分だったりというものは団体内として持っていますし。ただ、その中でもやはり今、主役っていうのは私しかいないんじゃないかと感じてます」
━━中島の発言について。
中森「ちょっと言ってることはよくわかんないですけど、とりあえず試合を見に来てもらって、試合を見て皆さんに判断してもらいたいと思います」
Leon「中島が今やってることとか認めてる部分はあるんですけれども、やっぱり言われっぱなしな訳にもいかないし。JWP=中島安里紗っていうのは自分自身すごく悔しい思いもしてるんで、後楽園でそれを覆したいと思ってます」
春山「この2人(Leonと中森)に関してはわかんないですけど、自分自身にしてみればやっぱり一歩引いてる部分があったので、これからは春山香代子・バリバリ自由にやっていきたいと思います。(中島に向かって)覚悟しといてください」
▼阿部幸江引退試合
阿部幸江&KAZUKIvsジャガー横田&藪下めぐみ
▼阿部幸江引退試合
阿部幸江vsKAZUKI
KAZUKI「2ヶ月前に阿部さんが引退発表されて、その頃はまだまだあるとか、笑顔で送り出しますよとか言ってたんですけど、最近はちょっとブログに“最後のなんとか大会”とか書くようになるとちょっと…近づいてきたんだなってしみじみ思うところがあります。よくよく考えるとデビュー戦の相手は十何人かぐらい務めてまして“筆下ろしレスラー”の異名を持ってるんですけども、引退試合の相手を務めるのは初めてで、しかも後楽園でメインを張るのも初めてなので、本当にお客さんを満足させられるんだろうかとか、阿部さんを悔いのないように送り出せるんだろうかとか、いろんな重圧がのしかかってきて、今はちょっと緊張とか不安とか、そういう気持ちが出てきてます」
阿部「引退が正式に決まって早2ヶ月、ジェットコースターのような毎日を過ごしてます。最後の対戦相手もジャガー選手、藪下選手、KAZUKI選手と決まりました。KAZUKIとはずっとずっと長い間、一緒に組んだり闘ったりしてきました。ずっと前から私のことを最後に看取るのはKAZUKIしかいないと、ずっと思ってました。8月17日後楽園大会は私にとって18年間の集大成になる大会だと思います。最後の試合が終わるまで骨折のないよう、ケガのないように。最後まで私らしく心を込めて、魂込めて、最後まで闘い抜きます」
KAZUKI「骨折だけはホントに気をつけてもらいたいと思います。最後の道場マッチ(8月3日)も阿部さんらしく欠場になってしまったので(苦笑)。ホントにケガだけは気をつけて…その前のタッグマッチでケガされても困りますけど。ちゃんとケガのないようにお願いしますね」
阿部「もしタッグマッチでケガをしてしまった場合は、シングルどうなっちゃうのか?っていうことになってしまうので…(笑)。頑張ります」
━━現在の体調について。
阿部「大丈夫です。最後、引退ロード中に欠場するということになってしまって、決まっていた対戦相手の方、興行主の方にはホントに申し訳なく思っています。いま調整中でして、8月10日の堀田さんの30周年興行とJWP板橋大会を試合できる方向で調整中ですので、皆さん応援に来てください。お願いします」
━━引退発表してからの2ヶ月で心境の変化は?
阿部「2ヶ月前にここで引退記者会見をしたんですが、そのときはちょっとまだ自分自身に整理がついてなくて、踏ん切りもついていない状態だったところもあるんですが、引退ロードが始まっていろんな選手と対戦していく中で、試合を通じて“これが最後なんだ”って自覚がだんだんと沸いてきて、最終的に自覚したのは板橋(7月)で堀田選手と最後のシングルマッチをした後に、“私は引退するんだ”とやっと…自覚しました。遅かったですけれども…」
━━タッグマッチとシングルマッチはそのまま続けて行なう? インターバルを設ける?
阿部「コスチュームは最後タッグのおそろいを着用しまして、タッグマッチをやりましたら、すぐにシングルマッチをそのままやる予定でおります」
『JWP-PURE SLAM 2014』
◆8月17日(日)・後楽園ホール(12:00)
◇試合順
▼JWPvsZABUNジュニア6人タッグマッチ・20分1本勝負
ライディーン鋼&藤ヶ崎矢子&林結愛vsフェアリー日本橋&山下りな&夏すみれ
▼JWP認定ジュニア&POP選手権試合・30分1本勝負
(王者)Sareeevsラビット美兎(挑戦者)
▼PURE-SLAMスペシャル・30分1本勝負
中島安里紗&里村明衣子&華名vs春山香代子&Leon&中森華子
▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
(王者組)コマンドボリショイ&木村響子vsKAORU&下田美馬(挑戦者組)
▼阿部幸江引退試合
阿部幸江&KAZUKIvsジャガー横田&藪下めぐみ
▼阿部幸江引退試合
阿部幸江vsKAZUKI
▽阿部幸江引退セレモニー
※故・プラム麻里子さんへの献花台が場内に設置される。