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Channel: 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』
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【結果】アイスリボン5・19蕨

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『アイスリボン道場マッチ・390』
◆5月19日(土)埼玉・レッスル武闘館(14:00)
観衆82人
 
▼10分1本勝負
 つくし(8分13秒/トゥインクル・スター・ロック)内藤メアリ
 
 アイスリボン最年長37歳の内藤が、中学生14歳のつくしとシングル初対決。ロックアップから腕の取り合い。しかし、つくしがキャメルクラッチにとらえ「このババアっ」と叫んで客席をわかせると、内藤も「このガキっ」と言い返す。すると二人は「くそババア」「くそガキ」と罵りあいながらエルボーを打ち合うが、これはつくしが打ち勝った。
 
 つくしはロープはりつけドロップキックから逆エビ固めと、内藤の腰に狙いを定めるが、コーナーへのバックエルボー連発で反撃した内藤は、ボディスラム3連発から逆エビ固め。つくしがエスケープしようとしたところを内藤は反対側までひきづる。つくしピンチも、なんとかエスケープ。
 
 内藤はスインギング・ネックブリーカーもきめるがカウント2。つくしはドロップキックで攻め返し、アンプリティアー。最後はトゥインクルスター・ロックをきめて、つくしが内藤からギブアップを奪った。
 
▼10分1本勝負
 みなみ飛香(4分38秒/ジャパニーズ・レッグ・ロール・クラッチ)松本都

 
 崖のふちプロレス代表、松本都と、Teens代表、みなみ飛香の代表対決。飛香が序盤から軽快な動きをみせて、都のマンマミーア・ポーズもつぶす。都は「みやこキック」と叫んでのフロントキックからコブラツイストで攻勢に。
 
 飛香はコーナーにとびのっての、はりきりキックを放つと、エプロンからのスワンダイブを狙うが、これは都が場外に落として阻止。すると飛香はリングの下を潜り抜けて反対のエプロンに立ち、都に背後からスワンダイブのキックを仕掛ける。
 
 飛香は早くもブロックバスターを繰り出すが、都が足をロープにのばしてエスケープ。飛香が「ひゃっほー」と叫んでのコーナーからのボディプレスを自爆すると、都はシャイニング・ウイザード。さらにみやここクラッチを狙うが、これを切り返した飛香が足折り固めの形に固めて、カウントスリーを奪った。
 
▼トライアングルマッチ15分1本勝負
 長野ドラミ(8分31秒/ドライングゲット)くるみ
※もう1人は星ハム子。

 
 もっちりファミリー3選手による、もっちりトライアングルマッチ。いきなり3人がリング中央でぶつかりあうタックル合戦でスタート。序盤は結託したドラミとくるみのヤングもっちりが2人がかりのタックルでハム子を倒す。ハム子の「おしりだー」も、ドラミとくるみがサンドイッチしてのプレスで阻止すると、2人でハム子に「おしりだー」からのフェースバスターをきめた。
 
 くるみは2人まとめてのキャトルミューティレーションから、2人まとめてのスクールボーイ。ハム子はくるみに突っ張りからドスコイ式ボストンクラブと相撲殺方。ドラミはドラドラアタックをかわされ、くるみに「くるくるくるくる」、ハム子に「ハムハムハムハム」とアピール付きの攻撃を逆に仕掛けられてしまった。
 
 ハム子とドラミは激しいラリアットの相打ち。これはハム子が打ち勝ちブロックバスターを続けるが、カットに入ったくるみが、トップロープからのダイビング・ボディプレスを放ち沸かせる。しかしくるみの2人まとめてのマヒストラルは失敗すると、ここからは3選手がフォールを狙うめまぐるしい展開に。乱戦の中、ドラミがドライングゲットから全体重をのせてくるみを押さえ込んで勝負あり。もっちり対決を制した。
 
▼20分1本勝負
 ○成宮真希&雫あき(14分19秒/ウラカン・ラナ)●志田光&藤本つかさ

 
 アイスリボンでは組む機会が少ないマッスルビーナスの志田と藤本がチーム結成。雫&成宮とメインで激突した。
 
 来週の金曜日に19時女子プロレスのトーナメント決勝で対戦することが決まっている藤本と雫が意識しあって先発。腕のとりあいという静かな立ち上がりも、雫が強引に持ち上げての投げ捨て技で、さっそくパワーのちがいを見せる。藤本が素早い攻撃で雫相手に突破口を見出そうとするが、サッカーボールキックをキャッチされ、そのままアンクルホールド。さらにヒザ十字固めからSTFと雫が藤本を攻め立てる。
 
 藤本はロープ張りつけドロップキックやサッカーボールキックをきめるも、ボディスラムは未遂。ビーナスシュートも防がれてフィッシャーマン・スープレックスをくらうなど、雫をなかなか攻略できない。
 
 それでも延髄斬りからビーナスシュートをヒットさせたが、すかさず狙ったカサドーラを雫にこらえられ後方にぶっこ抜かれる。雫もビーナスシュートのダメージでダウンし、両者、同時にパートナーにタッチ。
 
 18日の19時女子のタッグマッチでも激しくやりあった志田と成宮が、きのうのテンションを引きづるように喧嘩腰の打ち合い。志田がヒザ攻撃連打からストマックブロック。さらに雪崩式ブレンバスターから、藤本とダブルのミサイルキックをきめる。成宮ピンチも雫のカットが間に合い、カウント2。
 
 志田はブレンバスターを続けるが、スリーカウントは成宮がかわして志田をアルゼンチン・バックブリーカーにかつぎあげる。さらに雫のラリアットのフォローを受けて、成宮が六方落とし。しかしトップロープからのギロチンドロップは志田に逃げられると、志田がカウンターのパワースラム。さらにスリーカウントをヒットさせたが、成宮がカウント2で返した。
 
 ビーナスタッグは、志田が正面からスリーカウント、藤本が背中からサッカーボールキックのサンドイッチ攻撃。志田は荒鷲ドライバーをきめ、さらにファルコンアローの体勢に入り一気にフィニッシュを狙う。しかしこれをこらえた成宮が、つっこんでくる志田に初公開のウラカンラナを繰り出し、そのまま強引におさえこんで、まさかのカウントスリー。志田から初めてとなるフォール勝ちの金星を成宮がゲットした。
 
▽エンディング
 
 座談会では、成宮に敗れた志田が「負けました。きのうと今日の試合で成宮が力をつけてるのはわかった。いや、練習見てわかってた。負けたままではいられないので、来週の道場マッチで、シングルマッチお願いします」と要求。これに成宮も「ちょうど先週、シングルで実績を重ねたいといったところ。志田さんがシングルマッチというなら、ぜひお願いしたいと思います。今日は雫さんのサポートがあっての勝利で、シングルはまた全然ちがうと思いますが、気持ちで負けることなくぶつかっていきたい。」と応え、来週の道場マッチでの志田vs成宮が決定した。
 
 19時女子トーナメント決勝で闘う藤本と雫は、ともに必勝宣言。特に雫は「自分はデビューしてからベルトを巻いたことが一度もない。乳児院の子どもたちにもベルトを持っていくという約束をしているので、どうしてもベルトがほしい。トーナメントに優勝して、そしてIW19のベルトを巻きたい」と発言した。
 
 締めの挨拶は内藤。「明日の日曜日から、いろいろな場所にアイスリボンの選手が試合に行きます。全国でアイスリボンをアピールして蕨に戻ってくるので、一週間後、またこの道場でお逢いしましょう。プロレスでハッピー、アイスリボン」と締め括った。


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