That's女子プロレスが初の横浜大会を開催。前半戦終了時には長与がリング上に渡辺智子を招き、本日付けでのマーベラス入団を発表。渡辺は「今43歳でそれでも夢を追い続けたい」と意気込みを語る。5・23超花火・大田区大会で長与との対戦が決まっているダンプは歌のコーナーで「今日が最後」と前置きすると、いつものように赤いハッピをまとって声援を贈った。
メインイベントでは入団したばかりの渡辺がスクリュードライバーで雫から3カウントを奪取。しかし、マイクを持った長与が大会を締めようとしたところ、いつもよりさらに凶悪なペイントを施したダンプが竹刀を手に襲いかかる。TARUを呼び込んだダンプが2人がかりで痛めつけると、激昂した長与が臨戦態勢。1ヶ月後の決戦に向け、火蓋が切られた。
長与千種プロデュース興行『That's女子プロレス』
◆4月25日(土)神奈川・横浜ラジアントホール(17:00)
観衆315人(超満員)
▼20分1本勝負
はづき蓮王(8分40秒/ダイビング・セントーン→◆固め)クリス・ウルフ
▼20分1本勝負
KAORU&○井上貴子(15分6秒/美拳→体固め)SAKI&●MIZUKI
▼20分1本勝負
ダンプ松本(7分6秒/フライング・ボディープレス→体固め)下田美馬
▼20分1本勝負
堀田祐美子(11分24秒/スリーパーホールド)アレックス・リー
▼20分1本勝負
○渡辺智子&DASH・チサコ(12分41秒/スクリュー・ドライバー→片エビ固め)里村明衣子&●雫有希
★長与千種のコメント
「(TARUについて)なんだあの男…あんなにヒドイと思わなかったけどね。礼儀あって然るべきでしょ? 自分でさ、1番最後に“おいしいおいしい”って来てるんだったら、しっかりと礼儀するべきでしょ? イラ~っとくるわ。イラっとさせるね。イライラさせる男だね、あれ。取りましょう。ターゲット、ロックオンです。きっとダンプ松本は自分を取りたがってるでしょうけど…大仁田さん申し訳ないです。自分がアイツからベルト取り戻しますもん。それが礼儀です。この試合に出る以上、役立たずじゃなくて少しでも役に立てるように。…何が“夜道と後ろに気をつけろ”だよ。“正面に気をつけろ”ですよ、今度は! 正面から行きますから。真っ向勝負ですから。真っ向勝負だから! TARU覚えとけオマエら!! ホントにつぶすぞコラ!! ダンプ、オマエもじゃ!! バカタレ! 絶対つぶしたんねん!! イラっとするわ!…イラっとさせてくれてありがとう!!」
★渡辺智子のコメント
「(入団について)前から考えてたんですけど、長与千種っていう人間に出会って自分の人生が変わって…この人と一緒に仕事したいって思ってたんですけど、26年間1回も仕事が出来ずに。26年経った今、仕事が出来るっていうこの時が来たので、この時を逃しちゃいけないと思って。もう今日、頭下げました。“私を入れてください”って。この水着(新コスチューム)も家から持ってきて。“もうこういうの作ってるんで入れてください”って言って。そうしたら長与さんに快く“よろしくお願いします”って言って頂いたんで良かったです。(マーベラスについて)雫はもう若手って言われちゃいけない年代だし、KAORU選手は先輩だけど先輩後輩はリングに上がったら関係ないと思ってるんで。全員がライバルだと思って、年齢関係なくやっていくだけですね。こうなったら私、1番狙いたいし。人数少ないから1番狙いやすいし…」